2015年12月31日木曜日

2016年への想い

上場して1年、気がついたら2015年も終わりを迎えました。
一言で言うと嵐のような1年でした。

上場前を海に例えれば「内海」にいたようなもの。
株主やステークホルダーが防壁になって叱咤激励されながら温かく守られていました。
上場後は大海原への出航を意味します。

どんな大波が来ようが嵐になろうが自力で越えていくしかない船旅です。
旅立ちは平穏な晴天であれば良かったのですが、予期せぬ嵐が襲った中での出航となりました。

温暖化の影響でしょうか、10年来の収穫不足に対して世界的な需要拡大がダブルパンチとなって急激な原料高騰を引き起こし、さらに急激な為替変動による大幅な円安が重なるというまさに「大嵐」でした。

出航したてのフルッタにとっては厳しい洗礼です。

揺れ動く小さなフルッタ号はそれでも果敢に前を向いて進みました。
あまりの強い揺れに酔ってしまう人、船を降りる人も複数出ました。

内海とは違って誰も助けてはくれません。
そればかりか流木やら岩礁がさらに小舟を襲ってきます。

それでも大半の仲間は必至にしがみつき、海水をかぶりながらも必至で目を凝らしました。
お互いをかばい合いながら、どうすれば船が安定するかを考えました。

気がつけばそれは創業当初のフルッタの雰囲気でした。
今はこの小舟があるじゃないか、最初は船さえなかったんだよ。。と励まし合いながら。

その目は冴え、嵐の向こう側を見極めようとする感覚を磨きます。
無駄を捨てて強い衝撃にも耐える体を作ります。

今年はこの試練がフルッタを見違えるほど強くしたような気がします。

この10年あまりをかけて小舟のフルッタがアサイー市場を作り、さらにそれが礎となってスーパーフードというより大きな新市場が生まれました。

嵐の中で苦しみながらも、多くのスーパーフード商品を発売する事が出来ました。
次に進むべき道はこの荒海にスーパーフード市場を定着させる事です。

嵐の後にはリオオリンピックというブラジルイヤー晴天が待っています。
昨年より一段と強くなった体と心で明るい2016年を迎えようと思います。

協力してくれたみんな。

株主の皆様。

大切なCAMTAの仲間たち。

協力会社の皆様。

そして天国の北島さん。

本当に一年間ありがとうございました。


長澤 誠

2015年11月21日土曜日

フルッタフルッタ13周年

今日は13年目の創立記念日です。

当日は土曜日なので、平日のうちに社内で創立祝いをしました。

恒例となった集合写真も、
年々人数が多くなるのでレンズに納まるのも一苦労です。

「もっと寄って寄って!」
「◯◯さん見えてないですよー!」
「はい!右が1で左が3!」

そして我が社のかけ声は?

「アーサーイー!」
パシャッ


社内でのささやかなパーティーとなりましたが、
社員がサプライズで大好きなブラジル料理を作ってくれました。

ブラジルの東北地方の料理。
「モケッカ」(魚介のココナッツミルクシチュー)

これ大好物です!
水を一切入れずに野菜の水分とココナッツミルクだけで、しかも混ぜずに煮るそうです。
魚介の出汁がよく出ていて最高の美味しさでした。


次に「ピロン」という、タピオカ芋の粉でだし汁にとろみをつけた塩味のあんかけですが、
これがモケッカによく合うのです。


そして朝の定番
「タピオキーニャ」!

これはタピオカ芋のでんぷんで作ったもちもちクレープ。
ブラジルの東北〜北の地域でよく食べられている屋台フードです。
タピオカで作ったグルテンフリーのクレープに、練乳とココナッツミルクなどの甘い具や、
チーズやハムなどを挟んで食べます。

3年前、アサイーカフェヒカリエ店をオープンした際にメニューの中にあったのですが、
焼ける人が限られているので今や幻のメニュー!?


ちなみに前回は現地のアサイーの食べ方体験会と銘打って
フェジョン(豆の煮込み)やシャルキ(干し肉)、カルニ アッサーダ(ステーキ)、
ヴィナグレッチ(野菜のビネガーソース)を作ってくれました。


もうレストラン並みですね。

まだブラジルに行ったことがない社員も多いので良い機会になりました


さて、一貫して新市場を作ってきた当社にとって今年は試練の年となりました。

皆様にはご心配をおかけして申し訳ありません。

しかし!!

この13年間、パイオニアとして幾多の試練を経験し、それをバネに成長してこられたのです。

逆境の時こそ飛躍のチャンスであり、大きなエネルギーを生み出す事を私は知っています。

やるぞー!

このメンバーの、さらなる成長にご注目下さい。

2015年11月10日火曜日

アレックスのレストラン D.O.M

サンパウロでの出来事。

友人のアンジェラさんが空港まで迎えに来てくれました。
目的は世界4位のブラジル人シェフ、Alex Atalaさんとお会いすること。
彼のドキュメンタリー取材が長引いて、その晩は彼のレストランD.O.Mで食事することに。






   サンパウロの青山とでも言うべき高級店が並ぶエリアにお店はありました。   

   アレックスのお店の特徴はアマゾン食材をふんだんに使ったブラジル創作料理。



パルミット(ヤシの新芽)にスピルリナをアレンジ。これぞアマゾンスーパーフード!



イカの中にカシューの実が詰まっていますが、この組み合わせ凄いとしか言えません。
とろける美味しさです。

魚の王様、ピラルクをトゥクピー(キャッサバ芋の搾り汁を発酵させた出汁)に浸した逸品。
アマゾン料理は食べ慣れているはずですが、彼の手にかかるとさらに洗練されて
まるで割烹料理のようになってしまうから不思議です。


        蟻(銀箔)がお菓子のトッピングに。このお店の名物です。

 とても全部の料理を紹介できませんがどのお皿も独創的、絶品でかつヘルシーなのが特徴。



食後にチーフシェフのマリアさんがキッチン内を案内してくれました。

いかにアレックスがインディオをリスペクトしているか!

そして翌日ついに撮影最終日のアレックスと面会できました。



親のおかげで子供の頃からアマゾン川で釣りをしていたと話してくれました。
その時の経験から料理を通してアマゾンの環境を守りたいと思い、今のスタイルを築いてきたそうです。

アマゾンをサポートする仕事に誇りを持つ姿が印象的でした。
こんなに有名で超多忙にも関わらず、偉そうなところは一切なく、気さくで明るく、そしてとても心優しく気配りをなさるお人柄です。

撮影現場から何度もメールをくれて我々を気遣っていただきました。
これが彼を一流にしたんだなと納得しました。



忙しい時間を割いて付き合ってくれたアレックス、紹介してくれたアンジェラに
感謝したいと思います。



2015年11月9日月曜日

秋篠宮ご夫妻ベレンご訪問 アサイーをご試食

ブラジルに着いてからあれよあれよと過ごしているうちにあっという間に出国です。

ベレンでは、私は祭りが過ぎ去った後の到着でしたが、歴史的な出来事がありました。

今年の日本ブラジル国交120周年を記念して秋篠宮ご夫妻がブラジル各都市を歴訪されていますが、なんとベレンにもご訪問されたのです。
当初はトメアスにも行かれるという噂もありましたが、時間の制約上実現されなかったとか。
ぜひとも行ってアグロフォレストリーをご覧いただきたかったところですが。

私が空港に着いたのはちょうどご夫妻がベレンを発たれた後で、空港に迎えに来てくれた駐在員が興奮気味に報告してくれました。

パラ州の日系団体や日本企業との懇談会が催され、フルッタフルッタの代表者として駐在員が殿下との接見をしたところ、殿下が「アサイーは娘達(眞子様、佳子様)から、美容や健康に良い人気のものだということでよく聞いています」と仰られたそうです。

その瞬間の、駐在員が鼻を膨らませた顔を容易に想像できましたが、今やアサイーの名が皇室にも届くようになったのだなぁとしみじみしました。

さらにその後の晩餐会では、殿下のご挨拶の中で「環境に優しい農法としてアグロフォレストリーによって栽培されているアサイーやカカオが日本の市場にも届いており、日本とパラ州をつないでいる」とのご発言もあったそうです。

ご滞在中にCAMTAのジャム製品も召し上がられ、大変気に入ったので持ち帰りたいとのご要望もあったとか。
どの味が気に入られたのか、気になりますね。
アサイー、クプアス、グァバ、マラクジャの4種類がありますが、私のお気に入りはクプアスです。




駐在員が地元紙に出ていた記事を見せてくれました。
これはベレンの旧市街にあるヴェロペーゾ市場のアサイー屋台ですね。
殿下が器に並々と入ったアサイーを興味深げにデジカメで撮影されています。
帰国されたら、お嬢様達に現地のアサイーはこんなだったよ、とお話される様子が目に浮かぶようです。

2015年10月31日土曜日

コンタクトレンズを忘れたら?

そんな時はコストコへ!

倉庫内に専門のOptometrist(眼科医)が常駐してその日のうちに処方箋を作ってくれます。
それを持って横の売り場でゲット。




診察から購入まで2時間くらいで終わりました。

普通は診察だけで当日予約はまず無理な上に、常に在庫を持っているお店もそうそうないようです。

出張中の私にはまさに救世主!

早いしおまけに数日分のコンタクトもいただきました。

日頃から忘れ物が多く社員の手を焼かせている私ですが、今回は完璧!と思っていたら、思わぬ落とし穴が。

よりにもよって忘れたモノがモノだったのでなかば諦めモードでしたが、この手があることを覚えておきましょう。

会員カード持ってて良かった。(日本のカードでも使えます)

親切な先生や店員の皆さん、本当に助かりました。

忘れた自分が悪いのですがなんだか得した気分です。

Thank you very very much !!

2015年10月30日金曜日

チアシード

だいぶご無沙汰してしまいました。
夏のイベントオンパレードや秋冬新商品の発売に向けた騒動であっという間に秋。

そしてただ今出張先のアメリカです。

到着した矢先に、社員から商品が足りないというメールが。

どうやら日本を出発する直前に某TV番組でチアシードを紹介する放映があったようです。
残念ながら見れていませんが...


実はフルッタフルッタはこの秋、一気に8カテゴリー18品のスーパーフード商品を発売しました。

9月末にブラジル大使館で当社初めてのプレス発表会も行いました。
日本スーパーフード協会との共催で、新商品の発表のほか代表理事のいとうゆきさんと『スーパーフードはクオリティーフード』を掲げた共同宣言も行いました。

詳しくはコチラ→ http://www.frutafruta.com/blog/archives/1391

ブラジル大使館のコヘーア大使と、いとうゆきさん

会場からあふれんばかりの来場者で座席が足りない程でした


マスコミには、一度に8カテゴリー18品目もの商品を発売したことに驚かれました。

何故って??

常に市場を作る!

アサイーが切り開いたスーパーフードという新市場のリーディングカンパニーとして、
先を走り続けることが使命です。

今回はアサイー以外のスーパーフード素材をたくさん登場させました。
ピタヤやクプアスのアマゾンフルーツ、チアシードにゴジベリーやゴールデンベリーにカシューナッツやクルミ等々。。

私のお気に入りは「スーパーフードスナック」という新しいカテゴリー商品。
ゴマのように小さいチアシードやゴジベリー(クコの実)、ゴールデンベリー(食用ほおずき)にダークチョコレート(それもトメアス産のアグロフォレストリーカカオ!)をコーティングしたところ、なんとも美味なヘルシースナックができたことか!(自画自賛)
しかもチョコがけチアシードは日本初の商品です。



「チアシードってどうやって食べたらいいの?」という多くの疑問に答えて、「そのままでOK!」な商品を作ったわけです。スナックでスーパーフードの栄養をそのまま美味しく健康に、という新しい提案です。
クリスマスケーキにトッピングしたり、バレンタインのプレゼントにしたりと、思い思いの使い方もできそうですね。

ノンデイリー(乳不使用)ミルクも自信作なのですが次回に回します。

この秋冬、スーパーフードで健康を保って乗り切りましょう!

2015年8月11日火曜日

トメアスからのうれしい便り

先日、CAMTA(トメアス総合農業協同組合)の大御所であり長らくトメアス文化協会の理事を務められていた新井範明さんからお手紙を頂きました。

新井さんはこの度、日本ブラジル修好120周年に当たってベレンで開催された記念式典にて、パラー州知事や日本大使が参列する中、長年に渡りトメアスーの発展を支えた貢献に対して旭日双光章を受章されました。


生産者としていつもお世話になっている新井さんにお祝いを贈ったところ、その御礼としてお手紙と受章時の写真を頂戴したのです。

新井さんはCAMTAの組合員としてアグロフォレストリーの発展に寄与されました。
また文化協会の理事を24、25年近くも務められ、トメアスの子供達への日本文化や日本語の教育に尽力されたほか、環境教育にも熱心に取り組んでこられました。

以前私も訪問させていただいたことがありましたが、新井さんは若い世代に自然保護や生物多様性の大切さを伝えるためにご自身の土地の一部を原始林のまま保全されていて、美しい小川や巨木、アマゾンの在来種を見ることができ感動したことを覚えています。
アマゾンでも開発されてしまったエリアではなかなか見ることができない希少な光景です。


手紙には受章時の感謝のお気持ちが綴られていましたが、1962年に渡伯されてから、胡椒の病害に次ぐ病害に苦しめられ、農協の倒産を寸前で食い止めて今日の繁栄の基礎を作った戦いの歴史も記されていました。

慣れない土地でこれほど苦労したにも拘らず、ブラジルのパラー州が日本人移住者に与えた農地、国籍、選挙権そして人権という尊大なる受け入れに対して深い感謝の意も述べられています。

これが共存共栄の精神ですね。

トメアスの歴史は胡椒栽培に始まり、森林農業(アグロフォレストリー)の開発、そしてアサイー他の熱帯果実に発展したと記されていました。

最後に印象的な一文と大変嬉しいお言葉をいただいたので紹介させてもらいます。

「これも全て日本の農業文化のおかげです。自然を良く知っている民族だからアマゾンの多様性を見抜き、アマゾンにふさわしい生態系を土台とした生産へと自然に流れて今日に至りました。それを根底から支えて下さったフルッタフルッタへは心より感謝致しております。これからもアマゾンの発展に寄与されますよう宜しくお願い申し上げます。」


日本人の「感性」が多様性の大切さを見抜き、アグロフォレストリーが生まれたのです。

そして我々フルッタフルッタを認めてくださったことを光栄に思います。15年前、突然トメアスの日系社会に転がり込んだ私を受け入れてくれた皆さんの共存共栄の精神に、こちらこそ感謝を申し上げたいと思います。

新井さん、栄えある勲章、本当におめでとうございました。


またトメアスでお会いするのが楽しみです。

2015年7月14日火曜日

最近の出来事3連発


まずは7/4、ブラジルのカーチア・アブレウ農務大臣が来日されましたのでブラジル大使館に依頼されてイオンモール幕張新都心でアテンドしました。

イオンモールに到着後、イオンリテールの社長様とご挨拶されてアサイーファクトリーにいらっしゃいました。
自慢のグロッソアサイーを試食していただきました。





その後スーパーに移動して鶏肉やオレンジ等、ブラジル産の食料品を販売しているコーナーや今後輸入解禁が期待されるビーフ売り場を視察され、早く本物のシェハスコを日本で食べられるようにしたいと。賛成!

アサイー売り場にも。




やはりブラジル商品が売られている事は誇らしいとご満悦でした。
大臣は次期大統領の有力な候補者だとか。


次は私の誕生日。
恒例にしてくれているのか、今年もサプライズでお祝いしてくれました。
もう歳は取りたくないものですが、こればかりは嬉しい瞬間。

今年のこの大きなケーキはよく行かせてもらっている近所のレストランの女将さんが作ってくれたものだそうです。
フルーツたっぷりの、ずっしりと重くて美味しいケーキでした。
皆さん本当に有り難うございます。


ちょうど友人のKENちゃんも来ていたので一緒に記念撮影。




最後に社内初の皇居マラソンに参加。
会社が皇居に近いのでいつかやりたいと思ってましたがついに実現。



5キロ×4名のリレーと個人マラソンでしたが10人参加して炎天下の中頑張りました。

やっぱり運動後のビールは最高!!!

チームワークや思いやりが生まれるからやっぱりスポーツはいいですね。
恒例行事となるかどうか!?

と、こんなところです。



2015年6月25日木曜日

株主総会を終えて

本日上場後初めての株主総会を終えました。

昨年12月の上場後、初めてということもあり緊張して今日を迎えました。
上場企業の株主総会というと物々しく荒れるようなイメージを持つ方も多いと思います。

特にニュース報道でそういうシーンを見せつけられるので尚更です。
でもそれは一部の話であって、株主は企業の応援団でありサポーターなのです。

ただ、その為には企業の本当の姿を理解してもらわねばなりません。
簡単にアクセスできるバーチャルなインターネット社会は、情報が多すぎて恣意的に操ることも可能な世界です。
便利な反面、真の情報が捉えにくくなっているような気がします。

その意味で年に一度のリアルな株主総会は素晴らしい機会です。

私にとって、初回のメッセージは世界の「食糧問題」や「環境問題」の解決策になり得る「アグロフォレストリービジネス/自然資本主義経済の可能性」を知ってもらい、それを実践しようとするフルッタフルッタを応援してほしいということでした。

自然資本主義経済を作ることこそが我々の目的であり、企業はその実現の為に持続的でなければならない、即ち売上や収益性、株価が求められるのです。

ただ単に売れる物を売るだけの経済を続けていれば地球は終わってしまうでしょう。
ゲリラ豪雨は一体何を訴えているのでしょうか?

産業資本主義には無理があります。
このまま自然資本を浪費し続ければ資源は「無くなり」ます。
そうとわかっていても、他に手段が無いと諦めている人も多いように思います。

自然は「有限」ですから減らしてはいけないのです。
それを経済で使いながら維持する、また増やす、というのが自然資本主義の考え方。

全ての株主から理解してもらえたかはわかりませんが、出席者の皆さんからとても素敵な笑顔で大きな拍手を頂くことができました。

「実現に向けて全力投球するので、いつまでもファンでいて下さい。」
を最後のメッセージにして会場を後にしました。

見守ってくれる人たちがいるから頑張れる....か。

有言実行で優良企業を目指します。

2015年6月5日金曜日

ドローンでアグロフォレストリー撮影!

昨日、NHK-BS 国際報道でトメアスのアグロフォレストリーが紹介されました。

ドローンを使って撮影したそうです。

何かと物議をかもすドローンですが、アグロフォレストリーのような空間的描写を
必要とする題材には臨場感があってもってこいです!

Webでも閲覧出来るようなので下記にご案内しておきます。
5分程の動画で、本編と同じ編集内容のようです。

当社の人気者、トメアス事務所代表の林も最後に登場します。


年々アグロフォレストリーの露出が増えてくるのは嬉しい事です。
初めての人は是非ご覧下さい。

2015年5月20日水曜日

Amazonスーパーフードカフェ

今日から阪急百貨店梅田本店B1にてイベントを開催しています。

テーマは「アマゾンスーパーフード」


今年はアサイー、ピタヤを始め、クプアス、タペレバ、カシューなどなど珍しいAmazonスーパーフードがスムージーやボウル風トッピングでお楽しみいただける他、





定番の手作りグラノーラやチアシード、ゴジベリーなどAmazon以外の人気素材も織り交ぜて、スーパーフードの共演イベントさながらに仕立て上げました。






26日まで開催中なので関西人は大集合でお願いします‼️




2015年4月28日火曜日

社長Talk公開日変更

先日告知させてもらった藤沢久美さんのネットラジオ『社長Talk』ですが、
公開日が5月5日から5月7日に変更されました。

正午に配信されるそうです。

収録の様子はコチラのブログで紹介しています。

2015年4月27日月曜日

サンフランシスコのパンケーキ

サンフランシスコ最後の日、空港近くに地元で人気のパンケーキ屋さんがあるというので寄ってみました。


朝から行列?!

ファミリー経営で昔から地元の人に愛されているお店だとか。



今風のハワイアンスタイルではなく、アメリカンスタイルです。



お店のスタッフはスーパーフレンドリー。

ブルーベリーパンケーキをオーダーしたらベリーソースかける?と尋ねてくれました。

お願いしたら封の空けていない新しいボトル、それも高級ソースを持ってきてくれました。

味は最高!
シンプルですが生地の中にもブルーベリーがたっぷり練りこんでありました。


ブランド店も良いけれど、こういう生活に密着したお店が気持ちいい。

やっぱりお店の原点は人と人の触れ合いだと気付かせてくれました。

さようならサンフランシスコ。

2015年4月24日金曜日

ツイッター本社

打合せでアメリカに来ました。

最近ツイッターの本社がサンフランシスコに移転したというので連れて行ってもらいました。


何でも市が誘致したそうで税金も優遇されているとか。

最近多くのIT企業がシリコンバレーからサンフランシスコに移っているのはこう言う特典があるからです。

さらに驚いたのは社員用に素晴らしい環境が用意されている事。

社員がストレスを持たないよう、フイットネスや街中では考えられない贅沢スペースが与えられています。


さらにcafeteriaならぬ高級スーパーが一階にあり、従業員は無料で飲食できるシステムだそうです。




これがアメリカの最先端企業の姿です。


クリエイティブなサービスは従業員の幸せなくしては生み出されないというお手本かも知れません。

我々も頑張らねば。

2015年4月23日木曜日

フルッタフルッタ設立秘話 後編

後編が日経BPにアップされました。

『稲盛流の「自分たちの畑を作っちゃえ」という考えが染み付いています』

http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/407495/042000002/?P=1


このタイトル、稲盛さんに叱られそうです。。
(編集長が決められるそうなので私はノータッチなんです)

でも私は実際、京セラで仕事の基礎や考え方を学びました。

どちらかといえば教えられたというより、現実社会が矛盾だらけに対して、普遍的なこと、正しいことが正しいと言える場所、公明正大でまっすぐな寺子屋のような会社でした。(もちろん寺子屋に通ったことはありませんが。。)

退社してから実際の企業社会とのギャップに悩まされた時期もあります。

しかし、京セラの成功例が励みになり、自分なりの信念で市場開拓をしてきました。
私たちはこの日本が誇る企業の足元にも及びませんが、精神性は今もこれからも真似ていきたい会社です。

ではここで京セラで学んだ成功の方程式をひとつ。

         『 人生・仕事の結果= 考え方 ✖️ 熱意 ✖️ 能力 』

能力があっても熱意が弱く考え方が正しくないと良い結果は生まれないという意味です。

事件を起こしてしまう会社は大概、能力を過信し、考え方を誤った結果なのだと思います。

当社も結果を出していけるよう、これからも心に留めて頑張ります。




2015年4月22日水曜日

新宿ゴールデン街にて

久々に古くからの知り合いと合流して新宿ゴールデン街へ。

故北島さんを最後支えた方を囲んで、いつもお世話になってる旅行社、ツニブラトラベルの社長、開高健の『オーパ!』の編集を担当された方も一緒でした。

ここにアマゾナス州のマナウスでお店を開けていたという、逞しい女性が経営するバーがあるというのですが・・・。

ゴールデン街。雰囲気満点!



目指すは「ひしょう」。



私にとっては初めて訪れる場所でしたが、まるで昭和の世界に彷徨ったかのような気分。

身をかがめながら狭くて急な階段を上がるとそこは異空間でした。



その女性とは、佐々木美智子さん。
かつて同じ新宿で「むささび」や「ゴールデンゲート」といった伝説的なお店を経営していた方です。
なんと、御年80歳!!
彼女の半生は本になっているほどドラマチック。

色んな世界の人がこの場所に夜な夜な集まり、交わす会話には人生を謳歌した人達のプライドや悲哀、苦楽を乗り越えた悟りと人の繋がり、その中で生まれる人間の本質がぶつかり合っているように思いました。

世代も人種も乗り越えて一つになれる場所。

それがゴールデン街の魅力なんだと知りました。


自家製ガラナ酒をすすり、まだまだ自分は青二才だと思いながら、翌日の海外出張を理由に退散しました。

本当は朝まで居たかったなぁ。



ブラジルやアマゾンを知りたい方、人生の悟りに触れたい人は是非「ひしょう」を訪ねてください。

エネルギー貰えますよ。

千明さん、誘ってくれて有難う。
美智子さん、またお邪魔させてください。

2015年4月20日月曜日

フルッタフルッタ設立秘話!? 前編

先週、日経BPネットの「BIZ COLLEGE」に早稲田大学ビジネススクールの
長谷川教授(兼グローバルベンチャーキャピタル会長)と私の対談記事が掲載されました。

「アサイーのビジネスでアマゾンに森を作っています」
4ページにも渡る長い記事ですが、まだ前編です。

とても詳しく書いていただいたので是非ご覧下さい。

後編もどうぞお楽しみに!

2015年4月16日木曜日

ファベックス2015出展中

今年もファベックスに出展しています。
この展示会は主にカフェやレストランに原料や厨房設備、資材などを紹介するビジネス商談会です。

フルッタフルッタの今年のテーマはそのものずばり、「アマゾンスーパーフード」。




なんとマーケティング部隊はアサイーを表に出さず!!
アサイー以外のアマゾンスーパーフルーツを、食べるスムージーの『フルーツボウル』で紹介するという挑戦をしています。
いや大胆な。。



具体的にはイチオシのピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)と6種類のアマゾンフルーツコーナーという2面展開です。

さすがにピタヤは立ち止まる方が多く、関心度が高いです。



 


その他のフルーツについては初めて見る方も多いせいか、来訪者は興味津々です。
今回はスタッフのアイデアで新企画の人気アンケート。

試食してもらい気に入ったフルーツに投票してもらったところ・・・



現在クプアスがトップを走っているようですね。

とても面白いアイデアだと感心しました。
ファベックスは東京ビッグサイトで17日まで開催しています(ブース番号2L−53)

生憎一般の方は入場できませんが、飲食店関係でお時間のある方は是非ご来場ください。


追伸: クプアスとは、カカオの仲間のエキゾチックな香りがするフルーツです。
アマゾンではアサイーと同じぐらい人気があります。
我が社の社員ではアサイー以上に好きだという輩もいるぐらい虜にさせられる魅力(魔力)をもっています。(実は私も・・・)