2013年12月28日土曜日

一つになるという事

あっという間に2013年が終わりました。

本当に目まぐるしい一年でした。

昨年9月「ガイアの夜明け」から始まったアサイーの上昇気流は、今春、パンケーキブームと共に起こったアサイーボウルブームでさらに強まりました。

その結果、2年前に30%の知名度が一気に70%まで急上昇。

アサイーが飲料やデザート、お菓子まで広がり、出荷量が大幅に増えました。

とても有り難い話ですが、輸入在庫や国内生産の調整が難を極め、社内のスタッフは欠品させないよう、死にもの狂いで本当によく頑張りました。

が、しかし、「何とか乗り切ったなー」と話していた年末、手はずが狂い、大量の箱詰めが間に合わない事実が判明!

                 行くぞー!


雪のちらつく年末に、冷蔵庫の中で作業する人などいるはずもありません。

「こうなったら全員参加だ。

       現場に行く人も留守を守る人も皆で助け合って乗り切ろう!」

業務部の部長とグループリーダーが燃えていました。

それにつられて私も少し。。


最後の最後に4日間の完全燃焼。

終わってみれば社員は一つになっていました。

この「絆」は一年で最も大きな収穫だと思います。

ご苦労さん! 来年また会いましょう。





幕張新都心 ACAI FACTORY OPEN!


12月20日、幕張新都心に日本最大規模のモールが誕生しました。
その大きさ!!に度肝を抜かれます。

フルッタフルッタはグランドモールの一階、ぐるめぐり、というコーナーのカルビープラスさんの向かい側に「ACAI FACTORY」という新業態店舗をオープンさせました。




このお店はACAI CAFEとは異なりスーパーマーケットで販売しているアサイーエナジーシリーズを店舗で作り、出来たてが飲める!というコンセプトで誕生しました。
だからアサイーファクトリーなのです。

牧場の牛乳のように商品をよりフレッシュで楽しめるお店。

さらには定番のアサイーボウルや日本初の濃厚アサイーソルベッチ(ソフトクリームタイプ)も登場しましたのでチョコレートのように濃厚なアサイーソフトを体験ください。

実はその昔、同じ千葉のイオン津田沼店にフルッタフルッタバーがありました。
このお店はフルッタフルッタの関東初進出店だったので思い出深いお店です。

当時の初代店長、2代目店長がお祝いに来てくれました!

一代目(写真右)店長はなんと九州からこの日の為に駆けつけてくれたそうです。





昔の仲間が今でもこうやってフルッタを愛してくれるのは何よりもうれしい。

やってて良かったと思える瞬間です。

「ちょっと社長!もっとお客さん呼ばなきゃフルッタらしくないわよ!」
叱咤激励受けました。

がんばります。

2013年12月27日金曜日

シャーガス病報道について

昨日フジテレビの「奇跡体験!アンビリーバボー」という番組でシャーガス病の報道がありました。アサイーと名指しではなかったものの、南米果実、そしてアサイーらしき写真を放映し、いかにも日本で流行しているフルーツ、「アサイー」が危険であるかのような印象を意図的に与えていました。

事実、今朝よりインターネット上で事実誤認が錯綜しています。

シャーガスはサシガメという虫の糞を媒介して感染する病気ですが、虫の糞ですから、衛生環境の悪い現場でなければ発生せず、また60度以上の加熱殺菌で死滅することがブラジル政府によって証明されていますので当社のような衛生管理された工場で殺菌処理された加工品は100%問題ありません。(レストランやカフェ、弊社直営店も同様原料を使用しています。)

番組に登場されていた三浦佐千夫先生とは旧知の仲で、以前よりシャーガスについては情報交換をしている間柄です。

その関係もあり、先生よりフルッタアサイーの安全宣言文書を発行してもらいました。

http://www.frutafruta.com/news/pdf/20131227.pdf

また、30万人近い日本在住のブラジル人が感染度の危険が高いと断定して報道し、人権問題にも発展しかねない事実誤認を生んでしまいました。

当番組の性格上、珍しい事件を毎週のように収集せねばならない事情があるのでしょうが、全く罪のない、ましてや日本人の為に善意で献血を行っているブラジルの人々に対して視聴率優先で内容を制作する当テレビ局の倫理観はどこにあるのでしょうか??

フルッタフルッタのアサイーはシャーガス病とは無縁である。

ブラジル人全てが感染の疑いあるという報道は事実に反する。

番組に対しては断じて抗議しようと思います!




2013年12月5日木曜日

サンフランシスコにて

ブラジルの帰りに、サンフランシスコの会社を訪問しました。



イノベーションに挑戦する人たちと会うのはとても楽しい時間です。

西海岸でナチュラルマーケットに関わる会社は皆、好奇心旺盛。

常に大企業のやらないような事を考えています。

その意味ではフルッタと共感する部分が多く、いわば仲間です。

思い起こせば、10年前、ここサンフランシスコで誕生したODWALLA社
にインスパイアを受けたものです。



彼曰く「この棚はみんなRAW JUICEだよ、非加熱だから酵素が生きてるんだ!」


今回も彼らのお陰で新しいアイデアが沢山湧いてきました。

店のツアーやミーティング、素晴らしい食事をありがとう!






2013年12月4日水曜日

アサイークリスマスツリー登場!


これなんだかわかりますか?

アサイーの房(実を取った後の)をうまくつなげてツリーに仕立て上げました。
ベレンで良く行くアサイー屋さんで見つけました。

ちょっと早いですが       Merry Acai Christmas !

2013年11月28日木曜日

次世代スーパーフルーツ⁉

お客様をお連れして3ヶ月ぶりのトメアス訪問です。

収穫終わった胡椒の支柱に奇妙な植物が…



これは一体何でしょう⁈


次世代スーパーフルーツのピターヤ(ドラゴンフルーツ)です。


鮮烈な赤色が強いポリフェノールの証です。


味は程よい甘さとキウイのような小さなつぶつぶの食感が最高です。

早く商品化したいと思います。





2013年11月21日木曜日

フルッタフルッタ11周年!

11月21日、フルッタフルッタは11周年を迎えました。
こんなに愉快な素晴らしい仲間と共に今日がある事に感謝します!

全ては未来のために、夢を共有する社員とともに進むのみ。
何があろうが一つの船に乗って大海に挑みます。

信じ合える社員の笑顔が無駄にならないように、アマゾンの亡霊達よ、どうか見守ってください。

2013年11月21日

フルッタフルッタ一同



2013年10月23日水曜日

ベトナムからの来客

今日は本社にベトナムより4名のお客様をお迎えしました。


JICA & 国際連合地域開発センター 共催でベトナムの地方政府(今回はディエン・ビエン省)で森林保全・管理を担当している行政官を招聘した 
「持続可能な森林経営を通じた地域開発」の研修の一環です。







フルッタフルッタは研修の1つの柱である「企業との協働(熱帯雨林での企業による造林投資)」のところで、事例のひとつとしてアグロフォレストリーやCAMTAとの協働、日本でのマーケティングについてプレゼンを依頼されました。

プレゼン後の質疑応答で、ベトナムでも植林の間に果樹を混植した畑があるそうですが、その付加価値をどうやって創出するかが分からない、市場がないという悩みが打ち明けられました。まさに今回のテーマですが、企業とのパートナーシップが必要なのです。

思えば13年前、初めてCAMTAと出会ったときがまさにそうでした。
こんな素晴らしいアグロフォレストリーがあるのに市場はそれを誰も知らない....
誰かが知らせなくては! がフルッタフルッタの出発点でした。

彼らにもいいパートナーが現れる事を期待したいと思います。


帰り際、友好の証として素晴らしいお土産をいただきました。
DIEN BIEN省の皆様、ご苦労様でした。





2013年9月25日水曜日

UNCRD(国連地域開発センター)での講義

24日、名古屋にて、国連地域開発センター主催の「生物多様性を生かした地域開発」
というテーマでの講義に行ってきました。

今回は日本の生物多様性開発の視察目的でコロンビア、メキシコ、東チモール、ベトナムから、各々所属する環境省や都市開発環境省、環境持続開発省といったお役人の方々が講義に参加されました。



生物多様性とビジネスという一見相容れないものを両立させるビジネスがあるという
ことでとても興味深く話を聞いてもらえました。







先進国市場が需要の役割を担い、皆さんが生物多様性を維持した農産物を供給するのです
という話に、皆さんとてもよい話が聞けたと喜んでいただき、活発な意見交換が出来ました。

アマゾンのトメアス農協とフルッタフルッタの\ように、生産者側と市場側がWIN-WIN
関係になれるということをいろんな国の方々に知ってもらえれば、生物多様性社会は
実現できると思います。

講義後、駅前のスーパーにフルッタフルッタ商品を探しにいかれたそうです。
見つかったかな??


2013年9月24日火曜日

アサイーコーナー登場







これはニュースです!

某スーパーマーケットの飲料棚になんとアサイーコーナーが出現。
娘が見つけてメールくれました。

10年かかり、やっと「アサイーの時代」の予感が!?

フルッタフルッタはアサイーの本質を日本の消費者に評価してもらえるよう、
アサイー固形分の高い「グロッソ規格」にこだわり続けてきました。

それは、「一過性のブームにしてはならない!」という強い気持ちからです。
消費大国のブームは生産地に多大な影響を与えます。

過去にフィリピンでナタデココの酷い現場を見た経験から、心底そう思います。

加水する加工行程なだけに、実際に必要以上に薄めたアサイーが
海外では多く流通しています。

スーパーフルーツと謳いながら、色だけのアサイーでは、やがて消費者に
見透かされてしまいます。

ブームとは大抵品質の問題で終焉を迎えるのです。

これからも末永く、日本人の食文化に浸透していけるよう、
この品質だけは貫かねばならないと思います。

それにしてもうれしいニュースでした。

2013年9月5日木曜日

KONAのアサイーボウル

ブラジル帰りにハワイ島に寄りました。

疲れた体にむち打って(笑)HIROからビッグアイランドを縦断して(汗・・)
やっとKONAに着き、Alii通りを走っていたら、アサイー看板が!!


慌てて車を止めてみると、なんと探していた"BASIK"では無いですか!?

こんな外観です。下がシュノーケルショップで2階のバンガローがお店でした。
WILD!


店の前や壁にはこんな写真が・・・
KONAでもアサイーの説明は必要なんですね!?


アサイーボウルメニューの最初にあったのが "BRAZILLIAN STYLE"
「何が違うの?」と聞いたところ、ブラジルのアサイーは濃さが違うんだ!

う〜ん、どこかで聞いた台詞・・
でもアサイー規格やグロッソまでは知らなかった様です。

でもハワイでも本場ブラジルのアサイーはもっと濃いぞ!と気付き出した様です。
きっとブラジル人が教えたんでしょうね。

シンプルなトッピングもブラジル風?




店内も質素ながらいい雰囲気でした。
このマークとても気に入りました。


2013年9月1日日曜日

アマゾン料理

アマゾンの代表的な土鍋料理、カルデラーダ。

出汁が美味しく塩味であっさり。

土鍋でぐつぐつ煮込まれた魚、野菜、卵や芋に香草が相性バッチリ。



 国民的人気のムケッカ。色んな種類がありますが、こちらはトマトスープにオリーブ油がベースです。ファバッカと呼ばれる香りのよい葉っぱで仕上げます。カレーのような食感でどっしりしています。




                 正しい食べ方編
  ムケッカにピーラォンというファリーニャ(キャッサバ芋のコナ)を溶かした澱粉状のスープをかけるか、ご飯と一緒に混ぜていただきます。辛さがお好きな方は、香り唐辛子と呼ばれるピメンタをかけて召し上がれ。




アマゾンの気候を乗り切るにはこうした栄養たっぷりで美味しい食事が一番。
がっつりスタミナつけて明日もがんばろう。

2013年8月31日土曜日

挑戦し続ける

2ヶ月ぶりのトメアス訪問です。

今回の目的は新プロジェクトの説明会。

60数名のSAF(アグロフォレストリー)生産者の方々に集まってもらいました。

世界的にアサイーの市場が大きくなり、自然のアサイーを乱獲し、アマゾンの環境破壊に繋がる懸念があります。

自分だけが儲かればよいとアサイーだけを大量に収穫、販売する会社は、アマゾンの自然資本を傷つけてしまいます。

アサイーボウルがハワイや日本で食べれるようになる事は幸せですが、同時に考えていかねばならない問題です。

カッコいいから、健康や美容に良いから自然はどうなってもいい、という考え方はもう古いしカッコ悪い。

色々と検討した結果、フルッタはアサイー栽培事業に参入することを決めました。
生産者からは不安や期待が入り交じった質問が飛び交い一筋縄ではいきません。

また新しい挑戦です。





アサイー市場開拓の成功がアグロフォレストリー栽培量の拡大を生み、
それに伴ってカカオやマンゴーなど他のフルーツの供給力も拡大します。


増えた供給量をアグロフォレストリーに共感する企業アライアンスで消費する。
この循環でどんどん森が拡大する。

これが私たちが目指すグリーンエコノミーです。
組合理事達は事業意義を理解して応援すると約束してくれました。

ハードルは大きいけれど挑戦は続きます。









2013年8月16日金曜日

8月15日に想う事

8月15日午後5時、靖国通りにて


昨日は終戦記念日でした。

写真は天皇反対!とシュプレヒコールを続けるデモの風景。
新事務所が九段下の靖国通り沿いなので事務所から高見の見物でしたが..

考えてみれば世界大戦は2回ともいわば植民地争い、すなわち資源を求める
陣地争いでした。

自然資本を人間が我が物に考える愚の骨頂でした。

日本は一体どこに向かおうとしているのでしょうか?

安倍首相率いる自民党は憲法を改正してまで戦争に加担できる準備を
始めようとしています。

次に第3次世界大戦が起きるとすれば、それは食糧戦争でしょう。
増え続ける世界人口に肥沃な大地が過酷な単一栽培によって浸食され、生産性を
減少させているというダブルパンチの中、世界中が農地を求めてランドラッシュ
しています。

その先にあるのが次の戦争なのです。

私は日本政府の考え方に賛同しません。
戦争の準備をしたところで何の解決にもならないのです。
政治家はやはり自分の利益しか考えていないくだらない輩だと思います。

それより考えねばならないのは、抜本的にどうすれば食糧危機を乗り越えられるのか?
一つの答えは、荒廃地を生産地に再生させるアグロフォレストリーを広めることです。

日本人の知恵と忍耐力や繊細さ、自然への憧憬が生み出したこの素晴らしい技術を
世界に発信して、拡大させることで確実に生産地面積が増え、食糧問題に貢献します。

それが真の日本の姿ではないでしょうか。

終戦の日を迎え、新たなる想いに身を浸しました。




2013年3月26日火曜日

アサイーカフェ完成

ヒカリエのアサイーカフェ、外装も新たに生まれ変わりました。






随分雰囲気が変わって、よりナチュラル感が増したと思います。







新メニューのワッフルボウルも今日から開始したところ、大好評!

早速、ガウブォン夫妻(在日ブラジル大使)がご来店下さいました。







お馴染みアサイーボウルはお陰様で注文数が多く、毎日200杯近くのオーダーが・・・
もはやボウル皿でお出しする事が出来なくなり、テイクアウト型の容器に変更しました。
(内容量は今までと同じです。)

環境にも配慮して、土に埋めれば生分解する容器です!



2013年3月13日水曜日

ヒカリエリニューアル! ワッフルワッフル!

久しぶりのブログアップです。
さぼってすいません・・

3月16日、アサイーバー・ヒカリエ店がリニューアルオープンします!
店舗名も「ACAI CAFE」に変わります。

定番の「アサイーボウル」のブラッシュアップに加え、今回の目玉は

                                  WAFFLE! WAFFLE! WAFFLE!







時には朝までレシピ検討に没頭したスタッフ





アサイーをたっぷり生地に練り込んで、
外はパリパリ、中はしっとりした厚手の本格ワッフルと
特性クリームとフルーツをてんこ盛にサンドして
ついに至極の「アサイーワッフル」のデビューです!

ボリュームたっぷりでうまいのなんの。
お楽しみに!



2013年1月24日木曜日

地球テレビ エル・ムンド出演

昨夜、NHK BS1でテレビ出演!?してきました。

本生ではないのですが取り直しなしで収録語すぐの放映だから生番組同様ですね。

緊張した〜

見てくれた親しい人は「どこが??」

でも実際に手に汗かきながらアサイーピニーリャ飲んでたんです(笑)

トメアスの皆さんが楽しみにしてくれていると思って頑張りましたが・・

NHKはアマゾンでもみれるから凄い!

良い思い出になりました。





アンディーさん、成澤さん、マギーさんお世話になりました。


ご指名頂いたスタッフの皆さん、ありがとうございました!





              グリーンエコノミー!

              FUTURE WE WANT!